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日本・中国・西洋から探究した技芸の要

調和への技法で訓練された精神と、世界の変化との、差異をとらえる。
様々な物事の未知の相互関係や発展性を見い出すため、自らを柔弱におく。
目指す物事が達成されると無条件に信じ、可能の根拠を積み上げていく。

もうすこし詳しい説明はこちら
http://glasperlenspiel.blog.so-net.ne.jp/2012-02-26

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2012年3月8日の私のツイッターでのツイートから [fromまいツイート]

私のツイッターでのツイートから、一部転載です。
 
 
今日のテーマに直接には関係しないのだけど、
数学のグラフ理論について調べていた。
路線図や電気回路やWWWの数学的把握に用いられる理論。
具体的にはマッチングについて調べていた。

ツイッターのようなSNSにも関係しているかもしれないね。グラフ理論。

ガラス玉遊戯の最初の図式法が出来てから8年ほど、
象徴を含む記号に触れる機会の多くなった後に、
町を歩いていると景色が記号の組み合わせで出来ているように感じた。
おそらく数学者も(この場合主観的な)似た経験をするのかもしれないと
その時に感じられた。

確かに、視覚が世界の像を見る働きをなしているのだけど、
大脳生理学では像をつくりだしているのは脳であると言うし、
哲学者カントは世界の姿で真に客観的必然性によりなるものは幾何学である、
と言っている。

人間が法則で解明しうる現象は、
人間が解明する以前から世界に存在している。
ニュートンが発見しなくても引力は存在していた。
それでも、普段扱っているものでも、
明確にされるまで存在が意識されないのが、
人の理性の性質なのかもしれない。

何について訓練するかが明確である範囲で、訓練により人の理性は伸ばせる。
一方、明確になっている範囲の外にも、理性の伸びうる領域がある。
実の認識に応じる場(フィールド)はあるが、虚の認識にも応じる場がありうる。
後者の場合、発見されるまでは可能性として。

虚への取り組みは、例証として、
中国拳法では「陰を高める」と表現されることがある。
 
 
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【まだ思考されていない物事に応じる過程】

人が思考しうる物事のなかには、
まだ思考されていない物事があります。

もし全てを思考し終えている存在者があるとすれば、
神のみです。

芸術も、
思考されうる未知の物事に応じる方法の一つです。

技芸は、
美または調和のモデルを用いて自らの活動を体系的に把握する、
姿勢であり、過程です。

2012年3月30日
響 西庄 庸勝

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