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日本・中国・西洋から探究した技芸の要

調和への技法で訓練された精神と、世界の変化との、差異をとらえる。
様々な物事の未知の相互関係や発展性を見い出すため、自らを柔弱におく。
目指す物事が達成されると無条件に信じ、可能の根拠を積み上げていく。

もうすこし詳しい説明はこちら
http://glasperlenspiel.blog.so-net.ne.jp/2012-02-26

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アリストテレスの自然学: 東洋の技芸: 大航海時代と、私はやれると思っている、と。 [fromまいツイート]

アリストテレスは自然学で、
人が造った物は操作をやめると止まるか壊れるけれども、
自然が生み出した物は自ら変化し、
その変化に関わることで人は学んでいけるものがある、
と主張していた。

東洋の技芸と類似点がある。

けれども、
全ての叡智は教会が神の意向と照らし合わせる、
とした時期に、
アリストテレスのこの考えは縮小した。

120720-190501.jpg
※いまも、なぜか、寝ている間に傷が出来てて・・・。

戦争の続いた時代に、教会の力は必要だったろう。
一方、錬金術師達が化学の原型を創りながら、
デカルトら哲学者が
「物に対する考え(合理主義)は神への信仰の心を邪魔しない」と、
思想的な挑戦をして、
科学の分野が教会から独立した。

ルネッサンスでは、ギリシャの芸術や人文学が復活した。

それらの人々は、決して教会と対立することなく、
王や貴族を説得して世界を変えていった。

120721-211249.jpg
※中国拳法での鳳眼拳(鳳凰の瞳の拳: Fist of Eyes of Phoenix)

では、
アリストテレスが気づいた「自然との関わり方の技法」は完全に消えたろうか?
期間的な歴史の開きが大きく、資料があまり残っていないようなので、
十分に確信はできていないのだけれど、系列が似ているものがある。

「プラグマティズム(実用主義)」。
東洋のものとは違いが多いけれど。

アリストテレスの思想が復活するため、
大航海時代が必要だったとすると、壮大というか(、皮肉というか)、と思う。
アメリカね。

120721-211333.jpg
※鳳眼拳:ボールペンを握りながら
 (Fist of Eyes of Phoenix: While grasping a ball-point pen.)

理解も誤解もあるけど、
また、私の人生の主題についてとしてだけれども、
精一杯の活動を、可能なだけの誠意で伝えれば、世界に伝わりうる、
と私が思えるのは、
そうした基礎的な調査の知識が、世界の人々の反応から検証されうるか、
いつも意識してきたから。

私は、いまも、出来ると思っている。
 
 
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ジジコッす

半年ぶりです。
年明けから春は、娘の就職で、遠方住まいになり居住地探しにてんてこ舞いし、病が悪化してしまいました。夏になり、最近イラストを書き出したり、ヤフオク復活したりしとります。
by ジジコッす (2012-07-23 00:56) 

響(きょう)

>ジジコッすさん

レス遅くなりました。失礼しました。

パラダイムが変化してきているようですね。
でも、ロストしない様子で、少し安心です。

禍福はあざなえるナワのごとし、かもです。

不安定でも、真剣に挑戦することの良さは、
挑戦する間は自分自身のコントロールが出来ていること、
かと、これは私自身の考え方ですけれども。

暑い日が続きます。お身体、大切にしてください。
 
by 響(きょう) (2012-07-28 17:35) 

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【まだ思考されていない物事に応じる過程】

人が思考しうる物事のなかには、
まだ思考されていない物事があります。

もし全てを思考し終えている存在者があるとすれば、
神のみです。

芸術も、
思考されうる未知の物事に応じる方法の一つです。

技芸は、
美または調和のモデルを用いて自らの活動を体系的に把握する、
姿勢であり、過程です。

2012年3月30日
響 西庄 庸勝

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